2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

異次元ポケット

ドラえもんはアイディアの宝庫! 息子の本棚にあったドラえもんの道具百科をチラッと見ていたら、イケそうなものがたくさんあった。最新版 ドラえもんひみつ道具大事典 (ビッグ・コロタン)作者: 藤子 F・不二雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/12メディ…

自動車製造のモジュール化

というのは経営者や経営学者の目線からは素敵なことなのだろうし、それによって発展途上国の乗用車需要に応えているという点でも意味があることなのだろう。トヨタのクルマづくりは“個別対応”から“共用化”へ(2014年2月15日、BLOGOS片山修): トヨタのクル…

特攻

昨日、中学・高校時代の同級生に声をかけてもらって、元特攻隊員の粕井貫次氏の講演会に参加した。御年90歳でさすがに耳が遠く、また受け答えもスムーズとはいかなかったが、ご自身の記憶の中から言葉を発するときは起立して背筋を伸ばし、たいへんよく通…

今の日本への強烈な諷喩と捉えた

読書でこれだけの絶望やら敬意やら感情的に高揚してしまったのは、実に久しぶりだ。しかも、自分の置かれた社会・国についても考えさせられた。「白バラは散らず」インゲ・ショル著白バラは散らず―ドイツの良心ショル兄妹作者: インゲ・ショル,内垣啓一出版…

ルールを乗り越えることと生きること

バッハはそれまでのバロックの時代の音楽という宮廷音楽のルールを熟知しつつ、極めて精巧な対位法を多用するなど、その作風はそれまでの宮廷音楽の常識では考えられなうものであり、それゆえに必ずしも当時多くに受け容れられたものではなかった。バッハは…

車検戻り

さて、わが117クーペ様が車検から戻ってきた。娘の幼稚園での親友のお父さんがその道のプロで、そんじょそこいらの自動車修理場にはない知識と腕の持ち主なのだ。彼の勤めるところで良心的に対応していただき、金銭的なこともそうだが、何よりも心理的にあり…

経常収支を理由に再稼働という理屈

経常収支の黒字を維持すること自体が政策の大目標になってはならない。なぜなら、それは国境をまたぐ非金融取引の出入りの数字の差し引きであり、ミクロ面では内需の強弱と外需の強弱が複雑に起因するし、マクロ面では貯蓄投資のバランスを反映するからであ…

外部性、内部化

このところ、自分の研究の大きな方向性を軌道修正しており、今日は備忘録として。銀行員として見た1990年代以降の日本企業のガバナンス上の行動や、サブプライム・バブルとその崩壊の顛末をWall Streetで経験して、「個⇔全体」や「短期⇔長期」のジレンマを改…

エコカー減税、18年超税率

車を持っている人なら、重量税の高さには毎年イヤになっていることだろうと思います。日本では、環境対応車は重量税が減免される仕組みになっていますね。これ自体は理にかなったいいことだろうと思います。「今の時点で」燃料効率の悪い車を購入すれば環境…

大学中退を政府が阻止するべきなのか

というタイトルだから、もちろん阻止するべきではないというのが私の意見。基本は。大学中退:文科省が全国調査へ 年6万人以上、防止策検討 毎日新聞 2014年01月31日 http://mainichi.jp/select/news/20140131k0000m040143000c.html「基本は」というのは、例…