大学

大学中退を政府が阻止するべきなのか

というタイトルだから、もちろん阻止するべきではないというのが私の意見。基本は。大学中退:文科省が全国調査へ 年6万人以上、防止策検討 毎日新聞 2014年01月31日 http://mainichi.jp/select/news/20140131k0000m040143000c.html「基本は」というのは、例…

師匠がいない!

大学の教員になって3年半、これまで研究面で何が一番しんどいかって、自分が「弟子」としてついている師匠がいないことだ。最近ずいぶん売れっ子の内田樹の「修行論」を読了。私自身経験を重んじることもあり、稽古から得るような、相手の動きと「同期」す…

なぜ私は学生の目線でいるのか

フルタイムで大学教員になってまだ3年ちょっとの私なりのアプローチであります。大学教員の大多数が私みたいになってしまっては良くないことでしょうが、そうは絶対にならないでしょう。なぜなら大学教員たちも皆、バラバラの主観でものを見ているからです…

中年差し掛かり、脱サラ教員としての責任

37歳でスイスから帰国して大学の教員として着任し、間もなく3年が経ちます。早いものです。これまでこのような新米教員に関わってきた学生の忍耐力に感謝しなければなりません。大学の役目の一つとして、実業界では取り上げられないアカデミックな研究に…

ショパン全書簡

学生時代の私は大バカで、書簡を読んだりポーランドの民族舞踊や文学を学んだりして、そのうえで徹底してピアノのトレーニングを積めば、他人とは違う解釈でショパンが弾けるものと本気で信じていた。もちろん、そのいずれについてもロクに努力をせず、女に…

シゲキ的な出張、左脳も右脳も

金曜朝、大阪のリーガロイヤルホテルのラウンジで、某金融ホールディング会社の副会長と面会。この方、70歳近いのですが頭脳明晰で言葉も切れ味抜群、お会いするたびに新しい着眼点に気づかせていただいています。かつては日本屈指のインベストメントバンカ…

エムケイ訪問

一昨日、「日本企業の国際的展開」という講座の遠足として、学生13人を連れて東寺の近く(九条油小路)にあるエムケイ株式会社の本社を訪問しました。専務の松田氏に色々と解説いただきましたが、常に既得権益や差別と闘ってきた当社がこだわるカスタマーサ…