エムケイ訪問

一昨日、「日本企業の国際的展開」という講座の遠足として、学生13人を連れて東寺の近く(九条油小路)にあるエムケイ株式会社の本社を訪問しました。

専務の松田氏に色々と解説いただきましたが、常に既得権益や差別と闘ってきた当社がこだわるカスタマーサービスの精神には、圧倒されるほどでした。写真の弁当は、「ドライバーズ弁当」という特許まで取得されたもので、平均年齢が高く、また体に何らかの疾患を抱える方が多いタクシードライバーのために、低カロリー高タンパクで栄養バランスのとれた食事を400円で提供されているようです。

同社が取り組んでいる語学研修の一つにWorld Drivers Cupというものがあり、その様子をビデオで拝見しました。タクシードライバーたちが英語か中国語で寸劇をやる、というものです。同社は京都に来る外国人観光客を取り込もうと、タクシードライバーたちに英会話などの研修を課しているそうです。World Drivers Cupのの効果のほどは直接的にはわかりませんが、車内の雰囲気づくりには効果があったようです。

ちなみに、圧倒されたというのは、その掛け声。しばらく前に映画Lost in Translationというのがあったけど、外国人から見たら、喜んで映画のネタにしそうなものですな。