メディア

また土門拳

「筑豊のこどもたち」を購入。筑豊のこどもたち作者: 土門拳出版社/メーカー: 築地書館発売日: 1977/07/21メディア: 大型本 クリック: 23回この商品を含むブログ (14件) を見る写真家やジャーナリスト、そして端くれの私を含む研究者がいかに現実と向き合う…

ネット右翼と歪曲された性的征服欲

インターネットがなかった時代から潜在的にくすぶっていた問題かというと、たぶんそうではないのではないかと思います。こういう分子がいたことには間違いないでしょうが、この分子がインターネットを利用して無思考層に拡散させた結果、一気に拡大されたの…

山本太郎、エスタブリッシュメント、天皇

山本太郎議員が園遊会で天皇陛下に手紙を渡したのが10月31日だからもう3週間も前のことになる。今更この話題である。でも今だから書きたいと思うことがある。皇室のことになると、話題にあげるのがはばかられる。それは、大きな声でうったえるととにかく面倒…

いまさらAIGの特集記事

昨日9月8日(日)の日経さん11面に、「日曜に考える」てなことで2008年のAIG救済の話が特集に。当時はAIGのNY本社の調査部のアナリストだったので、現場はどうなっているのかと世界中の社員や一部メディアから連絡が殺到していました。でも心の中は、自分…

Swing voters

昨日の参院選の結果、日本中の選挙区で「自民・新人」の当確情報がひっきりなしに流れ続けた。昨年12月の衆院選の時もそうだったし、2009年8月の総選挙では「民主・新人」だらけ、2005年の郵政選挙の時はまた「自民・新人」だらけだったのでしょう。人を見ず…

いわゆる「炎上」と情報の非対称性

国連の委員会で国を代表して参加している者が「シャラップ!」と怒鳴ることはもちろんあってはならないのだけれども、それにしても最近、誰がどこかで何を言って、それに対してウェブ上で炎上した、というニュースをよく目にする。どこぞのイケメンシェフと…

he said she said battle

愛国心自体が悪いわけではなく、その表し方の違いによって国民の成熟度が見えてくるのだろうと思います。放火・投石・略奪行為を許すことは、テロを許すことと何ら変わらなく、あってはならないことです。日本でも神戸の中国人学校に放火するなど、程度の差…

竹中平蔵氏

月曜日夜にNHKでやっていた「マイケル・サンデル 究極の選択 『許せる格差 許せない格差』を興味深く視聴しました。 http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/harvard.htmlサンデル氏による議論の運営の明快さは何度見ても圧巻で、しかも今回は以前の東大で行われ…