The same old rhetoric

米次期通商代表、日本の自動車市場開放に意欲(2013年6月7日、日経新聞)

為替の変動は、資金供給の結果で、それが目的ではないですね。

日本の自動車市場はとっくのとっくに解放されています。関税は低いし、非関税障壁なるものは人間同士の信用とかに関わる部分なのであまり訴えても仕方がないでしょうに。
こうして、米国の自動車業界自身が国に保護され続けた結果が、2000年代のGM、フォード、クライスラーの顛末だったわけです。

もちろん歴史はいつまでも続くので、トヨタ、ホンダ、日産なども、いつか似たような物言いを外国に対してするかもしれないけれども、そのやり方はぜひ、他人のふり見てなんちゃらら。