ある晴れた日に〜 un bel di

ここの旦那はおそらく僕よりも若いのだけれども、その安定感には敬意を表したいほど。若いのに、奇をてらっていない。

つけ麺を前にすると、どういうわけか背筋がピンと伸びる。それはお抹茶の茶碗を手にしたときとか、バッハを弾くときとかと、なんとなく似ている。

山崎麺二郎 (やまざきめんじろう 山﨑麺二郎) - 北野白梅町/ラーメン [食べログ]

この前この店で1人食べていたら、経済のクラスの学生が入ってきた。「あ、先生」と呼ばれてなんだか照れくさい気分だったが、別になにも悪いことしているわけじゃない。堂々と食えばよいのだ。



昨日は京都にもようやく春が来たような明るい一日だった。先日古本屋で買ったCDを車中や研究室で聴きながら、春独特の、特に日本の春に独特のムラムラしてきちゃうような雰囲気を楽しんだ。

A Foreign Sound

A Foreign Sound

この人の歌声は、何か月かに一度の周期で無性に聴きたくなってしまう。なまった英語がいい。

Rarum Xiv: Selected Recordings (Dig)

Rarum Xiv: Selected Recordings (Dig)

歌いすぎず、語りかけるようなエレキに多くの日本人が惚れているのもわかる気がする。

Ballades Et Mots D'amour

Ballades Et Mots D'amour

おフレンチが聴きたくなるときだってある。ジュテーム、モナムール、あえぎ声の応酬で、あまりにコテコテで笑えてしまうほどだが、嫌いじゃないよー。子供とは聴けないけどね。