土門拳、リアリズム

土門拳の伝えたかったこと」を購入、その直接的に訴える写真の山に圧倒されました。

新版 土門拳の伝えたかった日本

新版 土門拳の伝えたかった日本

しばらく前「死ぬことと生きること」を日本のアマゾンで取り寄せて読んだ時の、その直接的な言葉のメッセージに圧倒され、いつか土門拳の写真集がほしいとずっと思っていましたが、それが今になってやっと実現しました。

死ぬことと生きること

死ぬことと生きること

写真でも言葉でも、真に見聞を広めた人が訴えかけるメッセージは力強いのです。いずれにも、過剰なメッセージはありません。写真はいずれも白黒で余計な色による目くらましはなく、その白と黒、あるいは光と影のコントラストに圧倒されてしまいました。氏の言葉もそれに似ているように思うのです。