大分帰省

さて、2年連続となった3月の大分帰省(妻の実家)ですが、今年も車での移動となりました。法事やら何やらがあるときは大概電車での移動なのですが、3月は家族で旅行を楽しむ目的で車での長旅をしています。

本業の校務・論文や TEDxKyoto | Ideas worth spreading from Kyoto. TEDxとは、TEDの「よいアイデアを広めよう(Ideas Worth Spreading)」の精神に基づいて世界各地で独自に運営されているプログラムです。各地の人々が一緒になって TED 本体と同様の体験を共有することが出来ます。 とかでなかなか時間が取れなかったのですが、思い切って時間を取り行ってまいりました。

まず、「出発当日夜7時から、別府の杉乃井ホテル集合!」を条件に車で移動すると、道中ほとんど何もできない! 唯一楽しんだのは、最近ハマっている香川県丸亀市の骨付き鶏「一鶴」。名神高速の京都南インターから中国道山陽道を経由し、初めて瀬戸大橋を渡って丸亀市に着いたのは午前11時半でした。
骨付鳥 一鶴 -IKKAKU-:香川県丸亀市

このぼやけた写真の左がヒナ、右が親鶏です。ヒナは柔らかく、オヤはちょっと硬いが噛みしめるほどに味があるのです。はて人間はどうだろうな。年をとると、身体も頭も固くなるだけで、単に融通が利かなくなるだけじゃないかしら。

とにかくこの骨付き肉、コショウが効いてほんとうにうまい。「うまい」だけじゃわからないよねぇ。でも、食べてみなきゃわかりません、このうまさ。讃岐はうどんがもちろん有名なんだけど、関西に住んでいると、うどんの有難みって薄れてきちゃうのよね。香川のうどんはもちろんうまいのだけれども、食べて驚くようなことはまずない。それにひきかえこの骨付き鶏はタマランチ。ネット通販もしてるよ。

一気に西へ。伊方原発の前を通り、佐田岬半島の先っぽ、三崎港へ。「国道九四フェリー」に車を乗せ、いざ大分県の佐賀関へ。この船の移動が家族旅行の一つのハイライトです。船に車を乗せる・出すのも、甲板を走り回るのも、子供たちにとっては楽しくて仕方がないのです。

初日の夜は別府の「杉乃井ホテル」で義母と一緒に食べて浴びて遊んで。水族館「うみたまご」に行き、中津ラーメン「蓬莱亭」で昼食。
http://houraiken.web.fc2.com/
楽しむだけ楽しんだら、妻が風邪をひいてしまった。ただ、怪我の功名で残りの2日は特に遊びに出かけることなく、仕事をさせてもらえました。

風邪をひいた妻と子供たちは大分市の義母の家に残り、私一人で帰路へ。佐賀関港では予想外に混雑していて、港についた2時間後にやっと乗船。1人で乗ると、ちょっとつまらん。

三崎から八幡浜を通ると、たまたま見かけた「八幡浜 ちゃんぽんの町」のノボリを幾つも見かけ、携帯で検索。どうやら八幡浜のチャンポンは有名だったらしい。
こちらの老舗に寄ってみた。
ロンドン - 八幡浜/ちゃんぽん [食べログ]
ピカラタウン-四国の地域情報サイト[徳島 香川 愛媛 高知]

いわゆる長崎のものと違い、汁があっさりしているけれども肉野菜炒めの旨味がしみ込んでいて、おいしうございました。感動はしませんでしたが。それにしても、この町寂しいなあ。

今治経由、しまなみ海道へ。ここはほんとうに美しい。「美しい」じゃわからん? じゃ、来てみなさい。

岡山で吉備ダンゴを買い、ようやく京都へ。1人で長距離運転は、寂しいけど案外楽しい。