今日も本や

仕事のあと、衣笠からバスで滅多に行かない京大〜北白川界隈へ。気になっていた「ガケ書房」に出かけた。
http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/

なんというか、三月書房をよりオシャレにしたのが恵文社一乗寺店で、それを奇抜にして古本なども加えたのがガケ書房という印象。奇抜なだけに、さほど社会科学や思想などの書籍は充実していないものの、詩(奇抜というのは失礼だね)とかサブカルっぽいものが多かった。でも、見ていて楽しい。もし家や職場が近ければ何度でも来たいと思わせるところだった。

どうしてこういうお店は、京都の東側に多くて、西側には少ないのだろう。

さて、戦利品。

この前家族で琵琶湖の湖西、国道161号線をドライブしていて、雄琴に妙にラブホテルや風俗店が乱立している地域があった。ここの通称が「ちろりん村」だそうな。1980年刊か。僕が小学校2年生の頃だ。

「トルコ風呂専門記者の報告」だそうな。あらら、偶然同じ作者だ。僕は風俗は行かないし、ソープランドにも行ったことはない。でも、社会を知ることは大事だね。一応、社会科学の研究者になっちゃったことだしー。そういえば宮台真司援助交際の少女と話をするために、実際に風俗に通ったらしいね。何もしていない、ということらしいけど。

植民地支配と日本語―台湾、満洲国、大陸占領地における言語政策

植民地支配と日本語―台湾、満洲国、大陸占領地における言語政策

やっとマシな本。日本の占領政策は常に関心の対象で、来月大連に行くのだけれども、そこでもやはり占領に関するものを色々と見て来ようと思う。

茨木のり子集 言の葉2(全3巻) (ちくま文庫)

茨木のり子集 言の葉2(全3巻) (ちくま文庫)

茨木のりこの詩は、たまにドキッとさせられることがある。詩集「歳月」を共感できるほど我が家の夫婦は大人ではないのだけれども、「自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ」と、ペシッとビンタを食らうときもある。