日本の経常収支と3.11 後の産業構造の変化に関する一考察

ということなんだけれども、何を言いたいのか、やっぱり焦点が定まらない論文が学内の紀要に掲載されちゃった。紀要って、なんでも載っちゃうからやっぱり感覚が狂う。

http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ir/college/bulletin/Vol.24-3/03Ryohei%20NAKAGAWA.pdf

簡単に言えば、
1.経常収支悪化は日本国債市場の不安を煽るリスクがあり、出来れば回避したい。
2.とは言えサービス貿易、直接投資に伴う所得流入などの増加が貿易収支の赤字化を埋め合わせており、巷で言われているほど急激な悪化はないものと予想される。
3.政策的には、企業の海外進出を後押しするように政策的に支えよ。またサービス業を後押しせよ。
4.企業はリスク管理体制を強化し、群れる習性を打破せよ。

と言おうとしている、はず。

今月末までに、貯蓄・投資バランスと経常収支に関する論文を仕上げないといけない。

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そして本日は家族と京都の物件を見て周り、ジュンク堂京都BAL店へ。本日の衝動買いたち。

群衆 - 機械のなかの難民 (中公文庫)

群衆 - 機械のなかの難民 (中公文庫)

建築家の目から見た、近代工業化によって人類が辿った道程について、群衆という角度から映し出している(らしい)。らしいというのは、だってまだ読んでないのだ。

悪人正機 (新潮文庫)

悪人正機 (新潮文庫)

R.I.P. 吉本氏へのインタビュー録なので、あまりにサラサラ読めちゃうので戸惑うくらい。「挫折なんて、しようと思ったってできない」、『自分は挫折した』という奴はバカなんじゃないかと思う、って。薄気味いいカンジだね。「ストレス」っていう言葉でも僕は似たようなものを感じる。

Pen (ペン) 2012年 3/1号 [雑誌]

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私、最近、こういう世界に飢えている。